株式会社福山田、中国からのインターンシップ生を日本の観光業界に活用
株式会社福山田は、日本の観光業界における人手不足解消のため、中国からのインターンシップ生を紹介する業務を開始したと発表した。中国側の主な大学は、西安外国語大学、陝西師範大学、延安大学などで、観光ホテルレストラン学科が多いという。インターンシップ生たちの日本語能力は、N2相当だとされている。
福山田によれば、学生たちは日本語だけでなく、母国語や英語など多様な言語を活用できるため、繁忙期の派遣会社などでの人材提供における問題を解消することができるという。さらに、学生たちを指導することで、指導担当者の意識を向上させることができ、従業員自身も成長することが期待できる。また、福山田を通じて良い人材と出会うことができ、卒業後に双方が希望すれば就職の紹介も可能だという。
福山田を利用することで、日本入国前の事前教育が完備されており、日本社会の基本知識やインターンシップに関する教育が行われている。また、管理責任をしっかりと担当し、地域の距離に応じて、定期的な訪問管理を実施するなど、学生たちのサポートに力を入れている。福山田のインターンシップ担当者は、学生たちの日常生活をSNSやWeChatなどでサポートし、学生たちが週1回の週報を書くことで、仕事や生活の状況を報告することができる。さらに、インターンシップ評価を実施し、評価表を作成して、大学に定期的に報告し、学生たちを管理しているという。
インターンシップ活動に参加希望の大学は年々増加しており、福山田は面接で性格など人物を重視することで、良質な学生を選別し紹介するとしている。今後も福山田は、外国人労働力の活用に取り組み、日本の観光業界の発展に貢献していくとしている。なお、福山田を利用してインターンシップ生を受け入れる際にはinfo@shodann.netへメールでの問い合わせを、するよう呼びかけている。